コンパクトなシザーケースは良いことだらけ！おすすめ製品を5つ紹介

「シザーケースが大きすぎて邪魔」「重くて腰や肩が痛い」このように悩む人はたくさんいます。

このような方におすすめしたいのがコンパクトなシザーケースです。サイズが小さく重量も軽いので、上記の悩みが解決します。私の周りにも、コンパクトなシザーケースを好んで使う方が増えてきています。

ということで本記事では、コンパクトなシザーケースをおすすめ順に5つご紹介！失敗しないための選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

コンパクトなシザーケースを選ぶポイント

コンパクトなシザーケースを選ぶ際は、以下の5ポイントに着目しましょう。

1点ずつ詳しく解説します。

収納力

コンパクトなシザーケースの場合、収納できるシザーの数も少ない可能性があります。シザーが何丁入るか、そしていつも使う小物を収納できるかを必ず確認しましょう。

4〜5丁入るものが無難

コンパクトなシザーケースであっても、最低4～5 丁以上は入るシザーケースを選びましょう。ベーシックなシザーをはじめとし、セニングやスライド・アールなどを1種類ずつ収納可能です。

これよりも少ないと、シザーが入りきらず仕事が滞ってしまいます。スムーズに仕事を進める基準として、シザーが4〜5丁入るかどうかはチェック必須です。

シザーをたくさん使う方は6丁分あると安心

多くのシザーを使い分ける方は、6丁入るシザーケースを選ぶと安心です。

6丁用のシザーケースはサイズが大きくなる傾向にありますが、中にはコンパクトなものもあります。

ただし、小さすぎるシザーケースを選ぶと道具の出し入れが難しくなるため注意してください。

小物を入れるスペースも要チェック

ブラシやコーム・ダッカールなど、仕事でよく使う道具を収納できるかどうかもチェックしましょう。道具を出し入れしやすい構造になっているシザーケースは使い勝手が良いです。

素材

シザーケースの素材は、主に「本革」と「合皮」の2種類があります。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを見て、どちらを選ぶか決めてみてください。

経年変化を楽しめる「本革」

牛・馬など動物全般の革である「本革」は、素材が丈夫で何年も使い続けられます。使い込むほど味わい深くなり、自分だけのシザーケースに育つ過程を楽しめるのも本革ならではです。

一方で、本革は水濡れ・汚れには弱く、すぐにケアをしないと染みとなって残ってしまいます。お手入れは頻繁に行わなければなりません。

また、本革は価格の高さがデメリットとして挙げられることもあります。しかし、本革は合皮よりも耐久性が高く長年使えるので、最終的なコストパフォーマンスは本革の方が良くなります。

安く購入できる「合皮」

布地に合成樹脂を塗布して作られる「合皮」は、お手入れが簡単で汚れを落としやすいのがメリットです。

ただし、耐久性が低いため、同じシザーケースを長くは使い続けられません。たしかに価格は本革より安いですが、使用できる期間が短いため、コストパフォーマンスは悪い傾向にあります。

また、見た目から安物だと分かる製品も多く、ファッション性が低い点もデメリットです。

装着タイプ

シザーケースには3つの装着方法があります。腰に巻く「ウエストタイプ」と肩から提げる「ショルダータイプ」、どちらにも対応する「2wayタイプ」の3つです。

各タイプの特徴とメリット・デメリットを紹介しますので、あなたに合うタイプを見つけてみてください。

ウエストタイプ

腰に巻いて固定する「ウエストタイプ」のシザーケースは安定感があり、姿勢を変えてもズレにくい点がメリットです。

シザーや小物が落ちづらく、それでいて取り出しやすいため安全に使えます。

デメリットは、合わせる服装を選ぶ点です。ワンピースなどの服装には固定しづらくなっています。

ショルダータイプ

ショルダータイプのシザーケースは、肩から提げるだけで簡単に使えるので服装を選びません。

ただし、ウエストタイプと比べると不安定で、姿勢を変えるとズレやすいです。肩から外れる可能性もあります。

2wayタイプ

安定性がメリットの「ウエストタイプ」と、簡易性がメリットの「ショルダータイプ」の両方を兼ね備えているのが「2wayタイプ」です。その日の気分や服装に合わせて使い分けられます。

お手入れのしやすさ

シザーケースには毛やゴミ・ホコリなどが挟まります。衛生的に使い続けるためには、お手入れがしやすいシザーケースを選びましょう。簡単に広げられるシザーケースを選ぶと、毎日のお手入れが苦になりません。

デザイン

コンパクトなシザーケースといっても、デザインはさまざまです。これからお仕事を共にするシザーケースですから、色や形などのデザインはこだわって選びましょう。

コンパクトなシザーケース5選

コンパクトなシザーケースTOP5をランキング形式で紹介します。価格・収納力・素材・装着タイプ・お手入れ方法・カラー展開の6項目を比較しているので、ぜひ参考にしてください。

1位　aruci – curve

aruciの「curve」は、コンパクトながらにマチもしっかりとあり、小物を十分に収納できます。シザーも5丁収納可能です。

容量があるコンパクトなシザーケースをお探しの方は、curveを選べば間違いありません。

簡単にパーツを分解できるので、お手入れも簡単で長く使い続けられます。長く使うほど輝きを放つモストロレザーの経年変化も楽しめますよ。

また、ショルダーをナチュラル・キャメル・ブラウン・ブラックの4色の中から選べるのcurveの特徴です。どれを選ぶかによって全体の雰囲気が大きく変わります。

さらに、名入れサービスを利用して好きな文字を刻印することも可能です。お名前や店名を刻印し、あなただけのオリジナルシザーケースを作ってみましょう。

2位　aruci – slimbeans

丸みのあるフォルムが特徴的な「slimbeans」は、必要最低限の道具のみをコンパクトに収納できます。シザーケースを少しでもコンパクトにしたい方におすすめです。

フラップが付いているため、安心安全にカットを行える点も本製品の魅力。小さなお子様のカットが多い美容師の方や、トリマーの方から人気を集めています。

また、slimbeansはショルダーと本体で素材が違うため、それぞれの質感を楽しむことも可能です。ショルダーのワジヌメは使う度に風合いが増し、本体のモストロレザーは使い込むほど艶が輝きます。

大切に使い、自分だけのシザースに育っていく過程を楽しんでみてください。

3位　STEP BONE CUT PRODUCTS – シザーケース COMPACT

極限までシンプルを追求した「シザーケース COMPACT」。

サイズは【高さ17cm × 幅6.8cm × 厚み0.5cm】と非常に小さく、重量も95gととても軽いです。デザインもシンプルで、余計な装飾は一切ありません。

お手入れも簡単です。背面下部のボタンを外すだけで毛やゴミを落とせます。

とにかくコンパクトさを追求したい方におすすめです。

ただし、収納できるシザーは3丁のみとなっています。普段4丁以上のシザーを使う方には向いていません。

4位　sacra – SA-22

「SA-22」は、コンパクトながらも6丁のシザーを収納できます。シザーホルダーを取り外し、3丁用のシザーケースにカスタムすることも可能です。

シザーや道具の数に合わせて、使い方を自由に変えられるのは嬉しいポイントですね。

重量は230gと若干重めですが、デザインはスッキリとしていてコンパクトです。

5位　tools – Minimamu star

「Minimamu star」は、2丁挿し専用のシザーケースです。非常にコンパクトで、見た目にもまとまりがあります。

また、コンパクトながらも革の厚みはしっかりと確保しているため、耐久性もバッチリです。

ただし、挿せるシザーの数が2丁と非常に少ないので、これからキャリアを積む新人の方や、3丁以上のシザーを使う方にはおすすめできません。

使うシザーが2丁以下に定まっているベテランの方にはぴったりの製品です。

おわりに

今回紹介した中からお気に入りのシザーケースは見つかりましたでしょうか。

コンパクトなシザーケースを選ぶ際は、「収納力」「素材」「装着タイプ」「お手入れのしやすさ」「デザイン」の5点に着目することが重要です。

あなたのスタイルに合うシザーケースを選び、より一層仕事を充実させましょう。