美容師A
長時間履いていても疲れない靴が知りたい!
美容師B
疲れにくい靴の選び方は?
一日長時間立ちっぱなしで働いている美容師は、このようなお悩みをお持ちの方がほとんどではないでしょうか。
毎日オシャレなコーディネートを意識しながら働いている美容師にとって、デザインがオシャレで疲れにくい靴を選ぶことが重要ですよね。
本記事では、現役美容師のサキが、仕事中に長時間履いていても疲れにくいおすすめの靴を紹介していきます。
この記事を読めば、選んではいけない靴の特徴と疲れにくい靴の選び方が理解できるので、これから靴を購入する際に失敗しないですよ。
目次
【美容師向け】疲れにくい靴の選び方
朝から晩まで立っている時間のほうが長い美容師は、靴の選び方次第で疲労を大きく軽減できます。毎日帰るころには脚がパンパンで痛い…という方は、疲れにくい靴を選べていない可能性があります。
ここでは、疲れにくい靴の選び方を5つ紹介していきます。
- 軽量タイプ
- ヒールが低い
- 滑り止め加工がされてある
- クッション性がある
- 自分に合ったサイズ感
では、1つ1つ見ていきましょう。
軽量タイプ
長時間立ち仕事をしている方には、疲れない軽量タイプの靴がおすすめです。どんなにデザインを気に入っていても、重量が大きいと足への負担も大きいので、自然と履く頻度も少なくなりますよね。
一般的なスニーカーの重さは、平均で350g〜400gと言われていますので、それよりも軽い靴を選びましょう。
一日履いていても快適に過ごせる重さ・履き心地の靴なのか、購入前に試してみてください。
ヒールが低い
女性美容師の場合、その日のコーディネートによって、ヒールがあるパンプスを履く日もあると思います。脚を綺麗に見せてくれたり、可愛いデザインのものが多かったり、ヒールには多くの魅力がありますよね。
立ち仕事の美容師が1日履いていても疲れにくいヒールの高さは、5cm未満です。それ以上高いヒールだと、慣れていないと歩き方が不格好になり、脚だけでなく腰にも影響がでるので注意しましょう。
ヒールが太いものやストラップ付きのタイプであれば、安定感があるので身体への負担が軽減されますよ。
滑り止め加工がされてある
美容室のフローリングはツルツルしていて滑りやすいので、靴底が滑り止め加工がされてあるものを選びましょう。靴底が立体的でデコボコしているものがおすすめです。
滑り止め加工がされていない靴を着用している際は、意識をしていなくても、滑らないようにつま先に力を入れて踏ん張りながら歩いていると思います。
つま先に負担が集中してしまい、不自然な姿勢で歩行を続けると、脚や腰の痛みの原因となります。靴を購入する際は、靴底の素材もチェックしましょう。
クッション性がある
ソール(靴底)の素材には、柔らかいものと硬いものがあります。厚さが薄く硬いソールは、長時間履いていると着地の衝撃を受けやすいので、足裏に負担が大きくかかります。
また、クッション性のある柔らかすぎるソールは、靴と足のフィット感が高まり、窮屈に感じる場合があります。
よって、靴底の素材の「硬さ」と「クッション性」がバランス良く設計された靴を選ぶのがおすすめです。
自分に合ったサイズ感
自分の足の形や特徴を正確に把握している方は、意外と少ないと思います。同じサイズでも、靴のメーカーやモデルによってサイズ感は異なるので、購入前に必ず試着をしましょう。
合っていないサイズの靴を履き続けていると、外反母趾やタコ・魚の目ができる原因となってしまいます。大きすぎる靴だと靴擦れを起こし、小さすぎる靴だと窮屈感で足が疲れてしまいます。
足は、身体のパーツの中でも重要な部位で、“第二の心臓”とも呼ばれています。疲労軽減やトラブルを起こさないためにも、自分に合ったサイズ感の靴を選びましょう。
美容師にとって疲れやすい靴の特徴
1日立ち仕事の方は、履く靴を間違えると夕方には脚がガクガクになってしまいますよね。お気に入りの靴だとしても、痛いのを我慢して履くのはおすすめしません。
ここでは、疲れやすい靴の特徴を2つ紹介します。
- ヒールが高い
- 重量が大きい
では、それぞれ見ていきましょう。
ヒールが高い靴
ヒールが高ければ高いほど安定感が悪く、身体が不安定な状態になるので、立っているだけでも疲れます。
また、横幅が狭いヒールの靴は、歩くたびにカツカツと音が鳴りやすいです。不快感を抱くお客様もいるので、美容室で履くのは控えておきましょう。
重量が大きい
ブーツやボリュームのある重たい靴だと、長時間履いていると脚が疲れてしまいますよね。軽い靴の方が、脚に疲れが溜まらないイメージがあると思います。
しかし、実際には、適度な重さがある靴がおすすめだと言われています。時計の振り子の重りのような役割を果たしてくれて、自然と足が前に進み、たくさん歩いても疲れにくいのです。
また、重量のある靴でも、靴ひもをしっかりと結んで足の甲にフィットさせれば、多少は軽く感じられます。ぜひ試してみてください。
美容師におすすめ!疲れにくい仕事中の靴5選
美容師は仕事着が決められておらず、自由な服・靴で働けるというメリットがありますよね。しかし、機能性よりもデザイン性を重視して靴を選んでしまうと、足が疲れやすくなるのです。
ここでは、疲れにくい仕事中の靴を5選紹介していきます。疲れにくい靴を探している美容師の方は、必見ですよ。
ニューバランス 996
- ニューバランスを代表するロングセラーモデル
- クッション性に優れている
- 男女問わず履きやすいデザイン
ニューバランスの靴は、クッション性に優れているものが多く、立ち仕事をしている方にぴったりなメーカーです。なかでも「ニューバランス 996」は、1988年に発売されてから男女問わず長年愛され続けています。
軽量でクッション性に優れた衝撃吸収剤を採用しており、長時間履いても疲れにくい履き心地を体感できますよ。
多種多様なカラーが揃っているので、どのようなコーディネートにも合わせやすく、使い勝手も抜群です。
Reebok インスタポンプフューリー
- 空気を注入してフィット感を調節する
- クッション性に優れている
- 豊富なカラー展開なので自分に合った色が見つかる
1990年代に発売されて、アップデートを重ねたものが、現在販売されているモデルです。
「インスタポンプフューリー」には、靴ひもが付いておらず、アッパーに搭載されたポンプを押して空気を注入し、サイズ感を調節する仕組みになっています。簡単にサイズ調節ができる点も、人気の理由の1つです。
厚みのあるボリューミーなソールがクッション性に優れているので、歩きやすくて疲れにくいですよ。
NIKE エアフォースワン
- 厚めのソールにエアが内蔵されている
- クッション性がある
- どのような服装にも合う
NIKEを代表するモデルの「エアフォース1」は、1982年に発売されてから長年愛され続けているシューズです。名前の通り、厚底のソールの内部にはエアが内蔵されており、長時間履いていても疲れにくい仕様です。
デザインやカラーの種類も豊富なので、男女問わず人気があります。自分の服装に合いそうなモデルを見つけてみてくださいね。
NIKE エアマックス97
- 履き心地抜群のエアクッション内臓
- 足を包み込んでくれるフィット感
- ファッション性が高くオシャレ
NIKEのエアマックスシリーズの中でも人気のある「エアマックス97」は、靴底全体にエアクッションが搭載されているので、長時間履いても疲れにくいです。
デザインは、日本の高速道路からインスピレーションを受けて作られました。カラーバリエーションも多いので、数種類所持している人も少なくありません。
無印良品 疲れにくいスニーカー
- 歩きやすく疲れにくい
- 独自のインソール・アウトソールを備えている
- シンプルなデザインで服装に合わせやすい
無印良品の「疲れにくいスニーカー」は撥水加工が施されているので、水性の汚れが付きにくい特徴があります。価格も2990円とリーズナブルな価格なので、仕事中に靴に汚れが付きやすい美容師にぴったりですよ。
疲れにくいと言われているスニーカーは数々ありますが、本製品のようにリーズナブルな価格で購入できるものは少ないです。
大切な靴を髪の毛まみれにしたくない方は
ここまでは疲れにくい靴の選び方やおすすめの靴を紹介してきました。
しかし、美容師の靴選びでは、疲れやすさだけでなく清潔性も重要です。
実際に、私の周りでも「切った髪の毛が靴の中に入ってくる」と困っている美容師仲間は少なくありません。
そんな美容師の方におすすめなのが「シューズアーマー」です。
シューズアーマーは、靴へ髪の毛が入ることを防ぐためのアイテムです。防水加工が施されているため、濡れて靴が汚れる心配もありません。
牛革を使用した高級感のあるデザインも特徴で、ファッションアイテムとしても活用できます。身につけるだけで他の美容師とはひと味違った魅力をアピールできるでしょう。
まとめ
本記事では、美容師が仕事中に長時間履いていても疲れにくい靴の選び方やおすすめの靴を紹介しました。
服と同じように、靴も通販サイトで購入できるお店が増えてきていますよね。しかし、サイズ感が合わなければ身体の疲労やトラブルに繋がるので、実際にお店で履いてから購入することをおすすめします。
また、仕事中に疲れにくくするためには、靴以外にもシザーケースの選び方が重要になります。ショルダーが腰・肩兼用タイプのものや、素材が軽量のシザーケースを選択すると、身体への負担が少なくなりますよ。
以下の記事で、シザーケースの人気ブランドを紹介しています。疲れにくいシザーケースをお探しの方は、ぜひ併せてお読みください。