シザーケースは、美容師の方をはじめ、トリマーやフローリストの方にも必要な仕事のためのアイテムです。
機能性が高いのはもちろんのこと、デザインもおしゃれなシザーケースなら、モチベーションもさらにアップするはず。
でも、どこでどんなシザーケースを選べばいいのかわからない方もきっと多いことでしょう。
この記事では、おしゃれなシザーケースを選ぶポイントとおすすめのショップ5選をお届けします。
目次
おしゃれなシザーケースの特徴
シザーケースによって、カラー・形・素材など、さまざまな点が違います。どんな素材を選ぶかによって、時間が経ったときにどんな風合いになるかが変わりますし、ホルダー（ポケット）の形や数によって、使い勝手が異なります。
ここでは、おしゃれなシザーケースの特徴を3つお伝えいたします。
色や形をカスタムできる
シザーケースはすでにデザインの決まった市販品もありますが、自分で好きなものをカスタムして作ることもできます。
選ぶパーツにより、デザインやカラー・価格が変わるので、自分の予算や使いやすさを考えて作成することが可能です。
たとえば、「aruci」でシザーケースをオーダーする場合には、下記の流れでカスタムしていきます。
①ボディを選びます
さまざまな素材やカラー・形の中からボディのデザインを選びます。ボディのデザインでシザーケースの印象や使い勝手が変わるので、気に入ったものを選ぶとよいでしょう。
②シザーポケットを選びます
シザーポケットには、下記の種類があります。（※aruciの場合）
- シザーポケット3丁用
- シザーポケット4丁用
- シザーポケット5丁用
- シザーポケット6丁用
- トリマーポケット3丁用
- トリマーポケット4丁用
- トリマーポケット5丁用
- フローリスト用
職業や目的に合わせてポケットタイプを選択しましょう。
③ダッカールベルトを選びます
シンプルなものから編んでいるデザインまで、さまざまなダッカールベルトの中から、好みのデザインを選びましょう。
④ショルダーを選びます。
ショルダー・ウエストの両方で使える2wayタイプの中から、好きなカラーを選びましょう。すべてのパーツを選びカスタムが終わったら、購入手続きをして完了です。
また、すべてをカスタムできなくても、ベルトやグローブホルダーなどを別売りで購入し、自分でカスタマイズすることもできます。
色や形を自分好みにカスタムし、自分好みのおしゃれなシザーケースを製作しましょう。
装着方法が幅広い
シザーケースの装着方法は、「ショルダー」と「ウエスト」の2つの方法があります。
「ショルダー」は肩からシザーケースをかけて使用する方法です。「ウエスト」はベルトを使用して、腰にシザーケースをぶらさげる方法です。
ショルダーとウエストの両方に対応する2wayタイプのシザーケースもあります。肩こりが気になる方はウエストタイプに、腰痛が気になる方はショルダータイプにして使用できるのが嬉しいポイントです。
また、装着方法が違うだけで全体のコーディネートも大きく見違えます。その日のファッションや気分に合わせて装着方法を変えることで、おしゃれも楽しめますよ。
経年変化を楽しめる
革のシザーケースは、年月を重ねるとともに風合いが変わっていきます。この経年変化を楽しめるのが、革のシザーケースの良さの一つです。
また、購入時は同じシザーケースでも、使い方やメンテナンスの方法によって全く違うように育ちます。
スプレーやクリームを使って丁寧にお手入れを続ければ、丈夫で艶のあるシザーケースに育てることが可能です。
一方で、あえてほとんどメンテナンスをせずに使い続ければ、革本来の経年変化を楽しめます。キズやシミが付き、ダメージ感のあるシブい革に育つでしょう。
このように、使い方によって見た目・質感が違うように育つのは革のシザーケースならではです。合皮やビニール素材にはない、おしゃれな要素ではないでしょうか？
おしゃれなシザーケース専門店5選
おしゃれなシザーケースを扱う専門店を5店のご紹介をいたします。
素敵な魅力を持つショップばかりですので、お気に入りのショップを見つけてください。
では、ひとつずつ特徴を見ていきましょう。
1位 aruci
- カスタマイズが可能なので、自分だけのおしゃれなシザーケースを製作できる
- 職人とデザイナーが一体となり、こだわりのあるシザーケースを作っている
- 素材の“ワジヌメ”は経年変化が持ち味で、ケアの方法によって全く違う質感に育つ
「aruci」では、素材やデザインなどにこだわってシザーケースがつくられています。
ユーザーである美容師・トリマー・フローリストの方の意見を基に試作品が作られていたり、実際に現場で使用し使い勝手や耐久性を確認したりしているため、安心して購入することができます。
また、デザインだけでなく、シザーケースの経年変化の具合もチェックしているため、何年間も大切にシザーケースを使いたい方には特におすすめです。
aruciはパーツをカスタマイズしてシザーケースをつくれるため、自分好みののおしゃれなシザーケースを製作できるといったメリットもあります。
そのほか、aruciではメンテナンスアイテムの取り扱いがあるため、シザーケースのお手入れに必要なものを同時に購入することが可能です。こだわりをもって使い、自分だけのシザーケースに育て上げましょう。
2位 CHAOTIC ORIGIN DUB
- シザーケースの種類が豊富である
- アウトレット価格で購入できるシザーケースがある
- 置き型・持ち運び用のシザーケースも購入できる
シザーケース専門店「CHAOTIC ORIGIN DUB」では、美容師用やフローリスト用のシザーケースの取り扱いがあります。
シザーケースのアウトレットもあり、お手頃価格でシザーケースを購入することも可能です。安いシザーケースを探している方はここから探すのもよいでしょう。
さまざまなカラーや形から選べるので、たくさんの種類の中からおしゃれなシザーケースをお探しの方におすすめです。
また、シザーケースのサイドアイテムの取り扱いも多く、ショルダーとウエストの2wayのベルトをはじめ、ベルトを通して使用するベルトパットやグローブをはさむのに必要なグローブホルダーなども併せて購入できます。
3位 sacra
- 国内製作販売にこだわっている
- 一つひとつ職人の手で作られている
- 名古屋市にある実店舗で購入できる
美容師・トリマー・フローリストの方が使用するシザーケースが販売されている、「sacra」。
美容師の方が使用するシザーケースは、アシスタントからスタイリストまで、そのときの自分のレベルに合わせて、シザーポケットの数を選べるようになっています。また、シザーホルダーは髪の毛がつまらないようにつくられています。
フローリストの方が使用するシザーケースは、道具を取り出しやすいように口が大きくつくられているなどの工夫がされているのも特徴です。
sacraのシザーケースは繊細なステッチと豊富なカラーが用意されているため、お気に入りのおしゃれなシザーケースを見つけやすいでしょう。
また、sacraは名古屋市に実店舗があるため、実際に素材に触れて確認することもできます。購入する前にシザーケースの手触りや風合いを確認したい方におすすめです。
4位 PSC
- 職業に合わせて、専用の設計をされたシザーケースが販売されている
- シンプルでありながら、おしゃれなデザインである
- アフターフォローが充実している
PSCには、美容師・トリマーの方のために設計された「PSC-Beauty」とフローリストの方のために設計された「PSCフローリストケース」の2種類のショップがあります。
取り扱われているシザーケースは、PSCが企画から販売まですべて行っています。
また、PSCはアフターフォローもしっかりしており、消耗品の金具の交換や破損した際の修理まで請け負ってくれます。ずっと同じシザーケースを使い続けたい方におすすめのブランドです。
また、素材は老舗店から仕入れた日本国内加工のもののみが使用されています。
デザインがおしゃれなだけでなく、素材や使いやすさまでこだわっているのがPSCの特徴であるといえるでしょう。
5位 The Reve
- 他社では見られないプラスチック製のシザーケース
- ベルトなどの種類が多く、カスタマイズが自由自在
- 個性的なデザインが魅力的
The Reveの特徴は、革のシザーケースではなく、プラスチックでできたシザーケースである点です。
現役の美容師とプラスチックメーカーがシザーケースを作っているため、The Reveのシザーケースは斬新なデザインかつ機能性が高いといった魅力があります。
プラスチックのシザーケースは透明で中が見えるようなデザインですが、一部がカラープラスチックでできていてアクセントになっています。
カラーベルトは22色もあり、単品購入もできるため、気分によってカラーベルトだけ付け替えることも可能です。
ほかの人とは違ったシザーケースを使用したい方におすすめのブランドです。
おわりに
おしゃれなシザーケースは、さまざまなブランドから販売されています。
シザーケースを取り扱うブランドによって、その特徴は異なるため、比較しながら選ぶとよいでしょう。
自分にぴったりなシザーケースをぜひ見つけてくださいね。